【名作ゲーム紹介】星のカービィ 夢の泉の物語(FC)


※『星のカービィ 夢の泉の物語』公式プレイムービー
ファミリーコンピュータの後期に発売された、現在まで続くカービィシリーズの基礎になった傑作アクションゲーム。

作品概要

1993年3月23日にファミリーコンピュータ用ソフトとして任天堂より発売された横スクロールアクションゲーム。開発元はHAL研究所。『星のカービィシリーズ』の第2弾であり、ファミコン唯一のカービィであり、ゲームボーイで発売をした前作『星のカービィ』の続編。吸い込んだ敵の力を使えるようになる【コピー能力】が初めて導入された。後のシリーズまで続くカービィの特徴が導入された記念碑的な作品です。

このゲームの魅力を、ざっくり紹介します!
ポイント① コピー能力の面白さ

今では当たり前ですが、当時はカービィが敵を吸い込んで、どんな能力が使えるのか、それを試すだけでも延々楽しめる作品でした。【スカ】もありながら、様々な能力がありますが、中ボス級からしか手に入らないちょっとレアな能力などは、できるだけ大事にしたい欲求からどこまでダメージを負うことなく進めるか、なんてプレイングもしたりもできます。投げ技とハンマーが特に好きでした。ちなみに最強のコピー能力は「UFO」だと思いますが、とあるステージ限定の能力のため、本当に貴重だったと記憶しています。

ポイント② そんな能力を使わないと見つけられない様々な隠し要素

カービィはクリアするだけならさほど難しくもないのですが、隠し要素をすべて見つけようとすると相当難しいゲームです。コピー能力が出来たことで、それを用いて見つける隠し要素が無数にあって、その一つ一つを見つけていく+どんなコピー能力が必要かを考える「謎解き」的な要素も、夢の泉の物語の大きな特徴の1つです。謎を解くためのカギになる能力は、そのコースにコピーできる敵がいない、なんてステージもあるので、その場合は別ステージから持ってくるなどしないといけません。なかなか100%クリアは難しいし、やりごたえがあります。コピー能力をすべて把握した上で、コースの怪しい箇所はすべて探索するくらいの探求心が必須になります。
なお、当時は小学生でしたが、インターネットがなく、攻略サイトなんて見れなかったのに、どうやって100%まで持っていけたのか覚えていません。

ポイント③ ミニゲームがとっても面白い!!

本筋とは違うかもしれませんが、ミニゲームがどれも面白いです! このミニゲームだけで友達と交互に遊んでいました。UFOキャッチャーやたまごと爆弾の見極めなどなど、ちょっとした操作なのですが、なかなか思い通りにいかなくて、なんどもプレイしたくなる魔力があります。メインストーリーとは違うそんな部分だけでも十二分に楽しめるのが、本作品の大きな魅力かなと思います。

★まとめ 後のカービィの基礎になった記念碑的作品

星のカービィの始まりはゲームボーイなのですが、今日のカービィの特徴である【コピー能力】が誕生し、それを用いた様々なギミックで謎要素を解いていくという”カービィらしさ”の基礎となったのが、このファミコン作品だと思います。スーパーファミコンへとみんなが移行していく中で、ファミコンの性能を限界まで使用して作られたファミコン後期を代表する傑作ゲームです。今の時代でも十分通用する面白さを秘めたアクションゲームだと思いますので、ぜひ過去配信やミニファミコンなどで一度プレイしてみてください!


星のカービィ 夢の泉の物語
ジャンル:横スクロールアクション
発売日:1993.03.23
発売元:任天堂


アバター

貫田 雅剛

ラジオのパーソナリティー・プランナーやイラストレーターとして活動中。RCCラジオ・ラジプリズムの部長。ラジオのこぼれ話から、アニメのリアルタイム雑感、イラスト描いたりWeb作ったり、イベント考えてみたり、そんな色んな情報や、日々のあれこれなどを”なるべく”毎日更新したいと思います。