【語ってみた。】ゆるキャン △

作品概要

2018冬アニメ・まんがタイムきららフォワードにて2015年から連載。ソロ&グループキャンプをする女子高生の作品。景色・グルメ・キャンプ飯や犬など様々な要素が詰め込まれた魅惑の作品です。その魅力をポイントを紐解きます。

ゆるキャン△ あらすじ(公式サイトより引用)
これは、ある冬の日の物語。
静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。
冷えた身体を温めるために焚き火にあたる2人。
ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。
焚き火を囲み、カレーめんをすすりながら会話するなでしことリン。
やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。
「見えた……ふじさん……」
なでしことリン、2人の出会いから始まるアウトドア系ガールズストーリー。
この作品の魅力を、ポイントを絞って紹介します^^
ポイント①  全然ゆるくない作風の”ゆるキャン△”

とにかくゆるさのない作風。”ゆる”とはというツッコミをしたくなるほど硬派な作品。ガチきゃん△です。硬派=とにかくキャンプの描写が丁寧であるという事。キャンプに関する知識・ガジェット解説はもちろん、毎回出てくるキャンプ地の風景が本当に美しい。これが現実と比較してもあまり差がない=丁寧な取材の元に作られているという硬派さ。マンガの段階から、キャンプ地への興味をひく作品でしたが、アニメによってより風景の美しさが際立っていると言えると思います。
》新海作品とは違う風景のリアル感

ポイント② ガチの象徴・リンちゃんの存在

そんなガチきゃん△の象徴がソロキャンパーのリンちゃん(志摩リン)です。野外活動サークルのなでしこと共にダブル主人公の一角。ヤマハのVINOに乗ってソロキャンする玄人キャンパー。彼女のキャンプシーンが、実際のキャンパーを唸らせるほど丁寧な描写で描かれます。テントの設営から、冬場の寒いキャンプならではの知識、ガスコンロや色んなキャンプアイテムの使用、そしておいしそうなキャンプ飯まで、ナレーションでの解説も含めて、手慣れた様子でソロキャンをする彼女の存在が、決してゆるいわけではないこの作品を象徴していると共に、見ていてキャンプしたくなるような憧れを作り出している。しまリンがひとりでも凄く充実した時間を過ごしている事が視聴者に伝わった事で、この作品が支持されたのでは……?

ポイント③ なでしことの距離の居心地の良さ

ソロキャンのしまりんと、グループキャンプをする学校の野外サークルである大垣千明と犬山あおいの面々、その間を行き来するもう一人の主人公なでしこ。この作品の最大の魅力は、それらの距離にあることは多くの人が指摘している通り間違いありません。普通なら、一人でキャンプしているリンが、なでしこなどの勧誘でグループの方が楽しい、となっていくような形がゆる不和日常系のテンプレだと思いますが、この作品は《どっちもいいよね》というスタンスです。無理にリンを勧誘もしないし、リンちゃんも別に歩み寄るような素振りがあるわけでもない。お互いの好きなものを干渉するのではなく、両者が両者を認め合う距離感の中で、行ったり来たりする日常系は珍しいのではないでしょうか?(距離を詰める方向に行くのが普通の作品かなと)
そんな作中の空気感が多様化の現代っぽいのかもしれないなと感じながら見ていました。

★まとめ 今の空気感を反映させながら描かれた日常+αな作品!

OPのリンちゃんのスマホの返事がちよっとずつ変わるのがとても可愛いですので、合わせてチェックしてみてください!

貫田 雅剛

ラジオのパーソナリティー・プランナーやイラストレーターとして活動中。RCCラジオ・ラジプリズムの部長。ラジオのこぼれ話から、アニメのリアルタイム雑感、イラスト描いたりWeb作ったり、イベント考えてみたり、そんな色んな情報や、日々のあれこれなどを”なるべく”毎日更新したいと思います。