【語ってみた。】からかい上手の高木さん

作品概要

2018冬アニメ。ゲッサンにて2013-2016 連載、その後スピンオフも発表され人気に。そんな人気マンガのアニメ化で、アニメも予想通りのヒット。 そんな作品の人気の秘密を3つのポイントに絞って考えてみます。どうして高木さんは可愛いのか?

ポイント① 確実に好きだからからかってる

もっとも重要なポイントは、「西片くんをからかっている高木さんは、確実に西片に対する好意を持っている」という事! 好きだからからかっている、という状況を見ている人(読者・視聴者)はみんな分かっています。だから高木さんのからかい・どんな意地悪も「すべてが可愛い」という構図に。好意がわかっていないとめんどくさいだけかもしれない、意地悪なだけかもしれないのですが、高木さんの好意が一番最初に見ている人に伝わっている事がこの作品を最高に可愛いものにしていると思います。

ポイント② 誰もが憧れる”普通”の学生生活

学園もの、学生の恋愛作品は数多くあります。もちろんラブコメや恋愛主軸の作品など数多です。そんな中で、その多くは”部活”や”三角関係”など展開を作るために大きなエピソード、アクロバティックなシーンを用意していると思います。それはそれで面白いのですが、自分たちが経験した学生の日常には完全になかったようなシーンも多くなっていくかと思います。
そんな中、高木さんに出てくるシーンはそのすべてが”普通”です。教室の隣り合わせの席、プールや放課後、下校中の会話や、休みの日のデパートや本屋などなど。そのシーンのどれもが日常から逸脱していません。ありふれた光景や誰もが見たことのある”普通”から場面がはみ出ることがなく、その事が余計に高木さんと西片君のからかいのやりとりを輝かせているのかなと。特筆すべき場面がないからこそ、こうあったらいいなとかこんな子がいたらよかったなという二人のやりとりがキラキラ輝いて見えます。こんな純粋な時代が誰にもあったよね、というような暖かさを感じます。

ポイント③ 西片君はやられっぱなしに見えて……

最後のポイントは、高木さんに負けっぱなしの西片君です。常に一枚上手の高木さんに翻弄されてからかい勝負では負けっぱなしの西片君ですが、実はその純粋過ぎる西片君のリアクションや反応に、ドキドキさせられてるのはからかっている高木さんの方である、という事に見ていくと徐々に気が付かされます。やっぱり高木さんが西片君にベタ惚れなので、ワンシーンワンシーンでは西片君が勝負に負けているように見えるのですが、最終的にはすべてやられっぱなしだったのは高木さんの方。それくらい西片君は可愛いし純粋で、からかいたくなるヒロインのような存在です。この作品の魅力はもちろん高木さんが可愛い事だとも思いますが、放送回が進むにつれて西片君の純粋さがからかいを続けていくうちにどんどん際立ってくる部分にあるのではないかと思います。

★まとめ 自分の恋を思い出す作品なのかも

学生時代の恋は多分特別なものなのだなと改めて感じました。社会的な関係性や立場・将来とは切り離されていて、ただ何となく近くにいたから好きになって、消しゴムや鉛筆の交換だけで楽しくて。純粋でいじらしい二人の姿を見て、そういう思い出などと共に「なんかいいなぁ」とほんの少しの時間癒される作品がからかい上手の高木さんかなと。
つまり、高木さんかわいい。

貫田 雅剛

ラジオのパーソナリティー・プランナーやイラストレーターとして活動中。RCCラジオ・ラジプリズムの部長。ラジオのこぼれ話から、アニメのリアルタイム雑感、イラスト描いたりWeb作ったり、イベント考えてみたり、そんな色んな情報や、日々のあれこれなどを”なるべく”毎日更新したいと思います。